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映画篇
映画篇
映画篇
金城 一紀

最近の私のお気に入り作家の一人、金城一紀の新作本です。
この人の本読まれた事ありますか?
私は「GO」を読んでから、ずっと好きで、中でもレボリューションシリーズが大好きです。
ゾンビーズ最高!(←読んだ人だけわかります)
さて、映画篇。〜〜良かったです ラブ

短編仕立てでどれも良かったけど、やぱり最後の「愛の泉」が一番お気に入りかな。
最愛の人を続けて亡くして相当凹んでるおばあちゃんを元気づけるために、孫たちが「ローマの休日」(←おばあちゃんが、おじいちゃんとデートで観にいった)を区民会館で上映する話なんだけれど。
このおばあちゃんが、そこまで愛される理由が、おばあちゃんの持つ「だいじょーぶオーラ」のせいなのねぴかぴか

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おばあちゃんのオーラは孫たちの間では(だいじょーぶオーラ)と言われてなんかもうそーとーにキツイことがあっても、おばあちゃんのそばにいてそれを浴びたら、あれ、大丈夫かも、と思えてくるのだ。
成分が何で出来ているのかはわからないけれど、とにかく無敵のパワーなのだ。
(映画篇より抜粋)
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そのオーラを取り戻すべく、孫たちがひねりだしたのが、この映画上映会の企画なんだけど、その案を最初に言い出したのは、かおるっていう男の子で、彼は高校生の頃、三ヶ月ほどお家に引きこもり状態になったのね。
そうなって初めて彼が小さい頃からずっといじめられていた事を皆知るわけなんだけど。
で、誰も何もできずに居た中・・。

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ある日突然かおるの家にやってきたおばあちゃんは、ほとんど(開かずの間と化していたかおるの部屋へと難なく入っていき、二時間後には何事もなかったかのようにかおるを外の世界に連れ出したのだ。
(中略) 孫たちの間では「ミラクル&ミステリーの二時間」と呼んでいた。
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後でいかにかおるをおばあちゃんが救出したのかわかるんだけど、この話も又いいのよおおおお ポッ
で、最初はDVDをスクリーンで放送するってくらいを考えていたこの上映会を映画館規模でと従兄弟に言われ、丸投げされた形の孫の一人の大学生の男の子が奮闘するお話なんだけどね、
金城ワールド炸裂みたいなキャラ満載のストーリーで、
皆、すっごく愛すべきキャラなんだな グッド

彼の作品は大体若い男の子とその仲間たちが主人公なんだけど、それをとりまく人たちの中に、いつもどうしようもない人間もいれば、きちんとした大人や仲間もいて、脇役もにって笑えたり、きゅんとなったりする人々が登場し、主人公が好きになる女の子の像もすがすがしいほどすくっと立っていて、ともかく読後感が爽やか〜〜で大好きなのだラブ

でね、この短編の中にも印象的なスキャットがいくつかあるんだけど、
その中の一つに、魅惑的脇役の浜石教授と主人公の司君との会話があってね。
この教授は、なんと不可能と思われた、ローマの休日のフィルムを保存していて、ただで貸してくれる人物として登場するんだけれど、好きな映画は何?と司が聞かれて

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「ショーヤンクの空に」
「いきなり来たね〜。あれは良い映画だよねえ。」
「あのさ、映画の中盤でオペラの唄がかかるシーンがあるだろう?あれどういう意味かわかる?」

正直にわからないと答えた司に教授は「今夜松の木で会いましょう」っていう逢引の曲だと教えてくれて、それが映画の主人公のアンディが相棒のレッドに刑務所を出たらどこへ行けばいいかを暗示している曲だって教えてくれるのね。

「別に気づかなくてもあのシーンの価値が損なわれるわけじゃないから。全然問題ないんだけどね。でも知ってるともっと深く楽しめるだろう?」

「ところで君は人を好きになったどうするの?」

伝えると答えた司に教授は続けてこういいます。

「君が人を好きになった時に取るべき最善の方法は、その人の事をきちんと知ろうと目を凝らし、耳を澄ますことだ。
そうするとその人が自分の思っていたよりも単純ではないことに気づく。極端な事をいえば、その人の事を実は何も知ってなかった事を思い知る。そこに到って普段は軽く受け流していた言葉でもきちんと意味を考えざるを得なくなる。この人の本当に言いたい事はなんだろう?この人はなんでこんな考え方をするんだろう?ってね。(中略)君は多くのものを与えられている。たとえ、必死で出した答えが全て間違っていてもだ。」

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これを読んでね、ああ、そうだなって。色々語りかけてくるものをどれだけ無視している事か。聞いていないか、見ていないかって事を考えた。
丁度、別の本でそんなこと(それはスピ系の本だったんだけど)を読んでいたところなので、余計にそう思ったのでした。
行間を読むという言葉が日本語にはありますよね。
まさにあれだな〜〜って。
読みすぎると、それもまあ、困るんだけど。ドラマの「Anego」みたいになっちゃう。
お互い読みあうってやつね。
画面に「・・・だめ。読めない」みたいな(爆)

結局なんでもリンクしてるんだと思う今日この頃であります。
お奨めです!是非、買って読んでね〜〜〜ヽ(^o^)丿

金城氏の作品には締めがいつもかっこいいのだけれど
今回はペイルライダー篇の締めで終わりますね♡

どっちにだって行けるんだ。
どこにだって行けるんだ。
ローライダーにさえ乗っていれば

セアロ・・・続き
私は私―ガユーナ・セアロの至道録
私は私―ガユーナ・セアロの至道録
ガユーナ・サンディマ セアロ, Gayuna Sundima Cealo

前回の続き。
ここで初めて名前を聞く方のために簡単にご紹介しますね。

☆ガユーナ・サンディマ・セアロ☆
定住する寺を持たず、“慈悲の旅”を自らの道として歩む、ミャンマー(ビルマ)上座部仏教に得度した日本人僧侶。得度以来、人々に心の平安・自立・調和を伝えつつ、同時に発展途上国への自立・人道支援を続けている。日本、アメリカを含め、平和活動のため継続訪問しているのは現在6カ国。人々へ心の平安を説き自立を促してきた歩みは、支持者により講話・瞑想会と呼ばれる形に発展し、開催地は全国各地、アメリカ12州に及ぶ。また、途上国支援は、手から手へ直接渡す物資配布に始まり、孤児院・学校建設、村開発支援へと活動が展開し、協力・参加者も全国的に広がったことから、「ひとりからひとりへ、心つながる国際協力」を活動指針に国際協力NPO法人を設立(2003年)

セアロの公式サイト
http://www.cealoworld.com/

とまあ、こんな方。
こういう風に書くとすごおく遠い偉い人みたいな感じがします。
で実際にお会いする人たちが共通して語るのは、セアロの前に出ると全くの素に戻れるらしいです。全部解ってしまっているので飾る必要がないらしい・・とかお腹がよじれるほど笑うし、子供のように泣いてしまったとか・・会った瞬間に涙が滂沱のようにあふれたとか・・。
私はこんな話を、偶然に会った人たちから聞くんですよ。
しかもね、それを語る人たちが又、皆、素敵な方ばっかなんですよねぴかぴか
もう、これは会いに行くしかないじゃないですかね〜^^。
というわけで、もう後二週間もしないくらいでお会いできるんですよ。なんだかかなりワクワクしてますおてんき

で、最後に、「セアロ 108の言葉」から私が大好きな言葉をいくつか紹介します日の出

(1)
自分を愛してあげなさい。あなたに必要なものはあなただ。愛してくれる人を探してはいけない。あなたは今までそうしてきた。今まで沢山の人のためにそうしてきた。
それをまず自分のために使いなさい。
神が望むのはあなたの幸せだ。
(6)
自分は自分でほめたらいい。人との比較でよくなっても、その人と比べただけであって、その人がいなくなったらお前はどこ行くの?
比べるなら昨日の自分だけにしなさい。
(9)
だめなものは一つもない。だめだときめる心があるからだ。感性はみんな違う。「理由」なんかいらない。社会や人が決めたことからはずれたら、私はだめだといいだす。そのきっかけを「理由」で作ってはいけないよ。


こんな感じです。どの文章も簡潔で、なんかありのままんまでいいよ。ただ、過去じゃなくて未来じゃなく「今」に生きろと教えてくれています。
公式サイトでこの本を買うと若干高くなりますが、それが寄付に繋がり、本当に必要な国にいってその子たちの命の糧の一つとなり、しかも彼からあなたへの直筆の言葉が贈られます。もし、これを読んで、なんか心の琴線にふれるものがあり、興味がわいたら、そちらで買うのを私としてはお勧めしますニコニコ

又、お会いしたらその様子をここでもお話したいと思います。楽しみにしていて下さいね!グッド


ガユーナ・セアロ
セアロ108の言葉
セアロ108の言葉
セアロ

このBlogにも今年に入ってからたまに登場していたのですが、お気づきでしたでしょうか。このカタカナ三文字の名前をはじめて聞いたのが今年の二月。
あるホームパーティでの出来事でした。

その片隅で盛り上がっていたのがこの方の話題で、「日本人だけれどミャンマーで得度して大僧正になられた偉いお坊さん・・なんだけど気さくな素のままの方で素晴らしい人」らしいというだけでその時は正直、カタカナだし、なんだか遠い名前でした。
それからも何度も名前を聞く機会があり、私の中でも受け入れ態勢が整っていたのでしょうか・・全く、関係のないことをネットで検索していて、セアロの公式HPにたまたま出くわしたのです。「あ!この人だ!」と思って開いてお顔を拝見した途端、何故か涙が・・。

うーん。絶対会いたい!と思っていたところ、高松に来られるとの事。
なので、来月、会いに行くんだ〜^^ヽ(^o^)丿

でね、この頃からかな、怖いものが少なくなりました。(←以前は、ちょっといわゆる霊感体質?だったのです。たまに見えたり聞こえたりみたいな汗すんごい怖がりだったので、ずっと逃げ回ってましたおばけ
そしてね、その代わりに綺麗なものも見えるようになってきたんだよね。

って決めた途端、何故か私の住んでる神戸の隣町、明石にも11月に来られることが決定(笑)。そしてそのイベントのスタッフをすることになりました。
もう天の配剤というか、決まっていたとしか思えません。
と長くなるので・・本とセアロの紹介は次へ。ジョギング
子犬のカイがやって来て
子犬のカイがやって来て
子犬のカイがやって来て
清野 恵里子, スソ アキコ

もうね〜^犬好きにはたまらないです(^_^;)
清野さんは多頭飼いなんですけど、個性豊かな犬たちが繰り広げる、数々のお話が
犬を飼ってる人なら、一々うなづけて、もう笑えます。
我が家の犬にもあてはまるお話・・多数。
お留守番の最中に、少し空いていた餌のストック場所を綺麗におしあけて、中から、袋ごと引きずり出し、袋に顔をうずめて食べていたっていう話。同じです・・。
カップルの食べてるフライドポテトに突進して食べた・・我が家の犬の場合、関西人らしく?たこ焼きでした汗

夏本番になって、かなり暑くなってきました。
家の旦那さんはクーラーがだい嫌い。
私は、ゆるくかけて寝て、タイマーで消して、暑かったら又つけるとかいうのが好き。
でも、二階の寝室のクーラーは旦那さんを直撃するので申し訳けないので気兼ねなく使える一階に数日前から試しに、寝ているのです。
問題は、犬

もう大喜びで一緒に寝るんだけど・・。
私もあまり寝相がいいほうではないため、気がつくと物凄い事になってるわけ。
犬の方が布団に横一筋に寝ていて(スタンダードダックスなのでねそべると丁度お布団を一杯の長さになるたらーっ)寝場所がなかったり、たて一列になってても真ん中付近で寝てるので私が端の方で細長く寝てたり・・。
おまけに、自分が起きたくなると顔をなめてくるので、仕方ないから胸やお腹をなでてやると満足げにため息をもらして、大人しくなるんだけど、止めると、又尻尾をふって催促し、それでもなでてもらえないと「う〜〜っ」と小さく催促する。
でも、自分が眠いときは私がなでてやっても、くるっと向こうを向いてさも「眠いねん!ほっといてんかちっ」って感じdえ「ふんっ!」とひとなき・・。
理不尽だ泣き顔これがでも可愛いんだよね・・。あ〜〜犬親馬鹿。

かくて、私は枕をもって毎晩思案するわけ。
と又、話はそれましたが、上の本、イラストも超可愛くて犬好きの方にお勧めですグッド
王国ーひみつの花園ー
王国〈その3〉ひみつの花園
王国〈その3〉ひみつの花園
よしもと ばなな

久々によしもとばななの作品を読みました。
全部で三巻で、今回で完結。
ばななワールドって感じで、私は好きです。

出てくる人は例によって一風変わった人たちが多い。
雫石、雫石のおばあさん、楓、片岡さん。
この中では、一番に会いたいのが雫石のおばあさん。二番目に会いたいのが楓かな(って順番つけてるし^_^;
そういう不思議な力のある人たちの浮き具合が普通に描かれていて面白いです。かなり普通の人が真一郎君くらいなんだと思うんだけどね。
同じ世界をあっち側とこっち側からみると、「変」という言葉が180度違ってみえるのもおかしな事です。物事の価値観というのは人それぞれ。
知人の中にも、かなり変わった人たちが一部存在するので、この浮き具合がよくわかります。

私の周囲は基本、医者だらけですから、非科学的なものというのは父を除いて基本的に「・・・」だったりするんだけど、私自身が持病(難治性ネフローゼ)を持っていて原因不明だったり現代医学では解明できない、直せないものを難病といって、それが実は半分くらいあったりするという事実を知ると、「科学的っていうのもそんなに偉いのか?」と思ったりするわけです。
なので、私は丁度中間にいて、どっちも否定はしない(得てして、極端に走ると他者を否定する人たちがいるのも事実なので)。
オールOKワッ!(←実に楽だ)

でも現実には、医学は社会的に当然認められてるけれど、いわゆるヒーラーやサイキック、オーラリーディングなんていうと途端に「・・・たらーっ」いうのが現実。
で、私の周りのそういう変わった力のある人たちも、極端なお話は仲間の中でしかしないみたい。一般的な人たちの前でするにはさじ加減がいるというか・・。で、たまに全開にしてる場面に遭遇すると文字通りアナザーワールドが展開する事になるんですよね〜^。
でも、まあ、皆、一応現実生活に対応してます(・_・;)
変わっている事を、特別と勘違いしたり、優れていると勘違いしたらそれは又違う話になってしまうんだよね。この辺が難しい。

読んでふと思ったんですけどね、
人は落ち込んだ時、そこから脱出しようと色んなものに救いを求めます。
本当は、落ち込む事自体も、高く飛ぶ前に力を溜めてるとおんなじことなので、その溜めてる時間がどんなに長かろうが結果的に飛べてしまえば、
それは大きなジャンプになるから問題ないんですけどね。
でも、落ち込んでる間は苦しいし嫌だからなるたけ早く脱出したいのが人情ってもんです。

で、その落ち込みかたが大きいほど、それから脱出する為には大きな助けが必要です。私は人が好きなので、人との出会いによって助けられてきた事が多い気がするけれど、それは人それぞれでしょう。00でなくてはいけないなんて事はこの世にはないからです。
でも、依存してしまうと、それも又違う事になってしまうし、依存させてしまうような物は、気をつけなくてはいけません。
・・・って又話がずれてしまった。
この本を紹介するのに、この文章ってどうなんだろうか。
私っていつも横道それるんだよね植物
ダヴィンチコード
ダ・ヴィンチ・コード (上)
ダ・ヴィンチ・コード (上)
ダン・ブラウン, 越前 敏弥

ベストセラーになってどれくらい経つかな。なんとなく食指が動かないまま今年に至り、ブックオフで手に入れたものの、手に入れただけで満足しちゃって長いことほったらかしていましたが、映画のプロモが始まって、この間やっと読みました。

サスペンスとしても、又歴史の暗部というか、歴史ってつくづく勝者に都合よく語られるお話で、全然違うお話が別にあるのねなんて意味でも面白かったし、その上に美術、数学の分野まで盛り沢山な内容だったんだけど、キリスト教徒が読めばもっと、肌身で理解できるんだろうなと思いつつ読みました。私は大学がミッション系だったので、キリスト教学なるものが必修で毎日、礼拝もあったんだけど、もっぱらzzzのお時間と化していたので聖書も読破した事もなく・・(^_^;)
ただ、今でも聖書は持ってるので(←やっぱりなんとなく捨てられないですよね)読み物として読んでみようかと今更ながらに思います。
下地はなんでも有った方が理解しやすいですもんね。

後、謎解きに必須だったアナグラムも馴染みが無いので、「ガッテン、ガッテンひらめき」ってのには程遠く。「ほーφ(..)」ってなんとなくわかった気になるだけでした。ただ、タロットは私にとって馴染み深いものなので、ミトラ伝説とか絵に描かれているものにそんな意味があったのかと改めて不思議な気持ちで手にとって見てみました。

話の核芯の部分でもある、ダ・ヴィンチが残したというキリストが結婚していて子供までいたとか、最後の晩餐のユタが女性だったとか、敬虔なクリスチャン的にはたとえお話でも絶対許せない人もいるんでしょうねたらーっ色んなものを神様として拝み、異教の神さまでも特に抵抗なく頭をたれるなんでもありの日本人にはその辺も今ひとつぴんとこないんだと思います。

なんていってると映画も始まっちゃいました!映画も賛否両論みたいですね。だけど、映画館に見に行くかどうか迷っています。DVDでいいかも(^_^;)
ちょっと様子見しようと思っていますイヒヒ

ただルーブルが全面協力ってのは凄いですよね。
あそこに行きましたが、あまりにも巨大であまりにも名画ばかりで(当たり前か)圧倒されまくりで、二日間でも全然足らなかった。
絵が好きな人は美術館の近くのホテルに泊まって一週間くらいかけてルーブルにだけ的を絞って行く人もいるとかいう話を聞きました。
勿論、モナリザも見たけど、「これがモナリザね」って感じで特に感動で打ち震えた覚えは特に無かったかな。そこに行き着くまでにその他の絵画のパワーに圧倒されたのと、歩きすぎて、既に疲れていたような記憶が汗
又、いつかお金と時間を貯めて、旦那さんとじっくり見に行きたいと思います豚
PRIVATE WORLD
PRIVATE WORLD
PRIVATE WORLD
下田 昌克
情熱大陸で取り上げられていたのをみました。
で、早速アマゾンで注文。でも、3週間くらい待ちました。
テレビの力ってやっぱり凄いですね。
でもでも、それくらいの価値はあります。
色の洪水みたい。ゴッホを連想します。専門的なことはわからないけど。
「深夜特急」のイラスト、絵、グラフィックアート版みたいな。
あの旅よりも力入ってなくてなんかいい感じ。
で、言葉も通じないのに、下田さんは色んな人と会話してちゃんと通じてるの。絵描きって凄い。芸があるって凄い。何故か、「タイタニック」の映画の中で甲板でジャックがこれ一冊でお金を稼いで世界中を旅してるんだっていって、実は絵を観る力のあるローズが(又適当なこと言ってるわ)みたいな表情でデッサン絵を見るうちに真剣に見入ってしまうシーンを思い出しました。

この本の中には、沢山の人の似顔絵が出てきます。沢山の人に出会える感じ。皆、そこで生きて生活してる人。特にカトマンズはべーすキャンプになってしまったらしく、そこの人たちと普通に生活してる感じの下田さんが凄いと思うたらーっそんな場所が出来たから、二年も彼は旅を続けることが出来たんだろうな。根っこが生えそうなお尻を無理やりひっぺがして、又旅に出る。そして又カトマンズに戻る。
でもアジアを出てヨーロッパに行ってから極端に人の似顔絵が減る、どうもわくわくしなかったらしい。それがスペインに近づいた途端、又そのわくわく感が戻ってきたらしい。なんだろやっぱり相性かな。人の持つ原始的なエネルギーかな。

実は私は腰痛でお休みするまで、下田先生のお姉様に去年の今頃までフラメンコを習っていました。先生もよくスペインに行っていたみたい。姉弟はこんなところでも繋がっているのね。で、先生に弟さんがいて絵描きだということや、とても仲が良くて一緒に遊びに行くことも、先生にそっくりだということも、今度情熱大陸に出るということも聞いてはいたけれど、実際にお会いする機会がなかったのでテレビで見たときは双子かと思うほど劇似でした(^^ゞ
「やくざな姉弟なのよ」って先生がおっしゃってましたが確かに自由人な二人なのだ。お姉さまもとても素敵なかっこいい女性です。
二人とも風の人なのねー。テレビにもしっかり映っていました。
どうせなら先生が踊ってる所が映って欲しかったけど(ってそれは又別のお話ですね汗
旅に出てみたくなる本です。お勧め。それとサイドに表示してる絵本も素敵ですグッド
大沢在昌作品
新宿鮫
新宿鮫
大沢 在昌
好きなんですよ〜〜^。大沢作品。新宿鮫の鮫島刑事にはまってから、出ている大沢作品ほとんど読みました。多分、全部に近く読んでるかなー。
なんといっても多作なのが嬉しいです。それに、ボリュームがある割に怒涛のように読めるし、一気よみしてカタルシスみたいな楽しい
たまに女性が主人公なのがあって、強い女が出てくるのが嬉しい。
最近では天使の牙とか爪のシリーズね。

後、もっと軽い作品で「アルバイト探偵シリーズ」とか「らんぼう」とか。
映画でいえばハリウッドの娯楽映画かなイヒヒ
たまに。「ん?・・いまいち」って思うものもありますが、私的には、ヒーローがヒーローらしくヒロインがヒロインらしい作品が好きですね。
今は、早く新宿鮫シリーズの次作が出ないかな〜と心から待ち望んでいますグッド大沢作品は、よくドラマ化、映画化されてるんだけど「・・・」って事が多いのが残念です困惑
新刊の「天使の微笑み」だっけ?読んだのですが、残念ながら私的にはあまりお薦めではありませんでした。男性が読んだら別なのかも知れないですけど。

まだ、大沢作品、読んでいない方で、ハリウッドのアクション、サスペンス映画なんかがお好みの方、是非手にとって見て下さい。はまるかも・・ですよ。はまったら、本当に沢山出版されてるのでこの畝は大きいです。しばらく楽しめる事請け合いですラブ
アナン
アナン〈上〉
アナン〈上〉
飯田 譲治, 梓 河人

昨日の晩、8時くらい20ページくらいを読んでいて、それから結局12時半までかかって上下巻、集中読みしてしまいました。
Nigth Head を読んではまって、次にアナザヘブンを読んでちょっと食傷してしまいそれ以来久しぶりにこの文庫本が並んでるのを見て買ったのです。
この本は、ジャンル分けするとスピリチュアルファンタジー?らしいんだけどそう書くと、スピリチュアルという所で半分くらいの人が「・・・」と思い、次のファンタジーで又半分くらいの人が「・・・」と思うかも(^_^;)

話は、初雪を拾った日に自殺しようと思っていた記憶喪失の「流」という名前の(←勿論通称です)一人のホームレスがこの世の最後の晩餐に、色んな店の料理を思い出した挙句、最後にやはり和食にしようとある料亭に行くところから始ります。晩餐といってもお金のない彼の事、当然それはゴミの事だったのでした。そのゴミ袋の中の一つから赤ん坊を拾うところからはじまります。この子は、くるまれていた新聞紙から「アナン」という名前をつけられ、ホームレスたちによって育てられます。その赤ちゃんは特別な能力を持った赤ん坊で・・っていう話で、まあ確かにスピリチュアルファンタジーかもたらーっ

でも読むと多分、今までの作品を読んでいた人には別に違和感なく受け入れられると思います。私は、どちらの世界も好きなので全然抵抗なく入ることが出来ました。とても温かくて美しい話なのです。でも、この二人の作品だからそこには暴力もあるし死人も出るしちょっとホラーチックな話もあるし悲しい話も一杯あるけれど(^^ゞ。

この本も当初映画化の予定だったようですが、延期になったままめどがたっていないみたいです。アナンをやるなら誰かな。赤ちゃんから中学生までだから・・。とても深い黒い瞳の丹精な横顔の持ち主。「誰も知らない」の頃の柳樂優弥君くらいかな。今はちょっとイメージが違うかも。
流は誰だろう。思い浮かばないや。
この本を今日旦那さんに貸しました。彼がついていけるかどうかが楽しみですイヒヒ(↑彼はスピリチュアルファンタジーなんて自分でなら絶対手にとらないので)
ユンデの哀しみ
ユンデの哀しみ
ユンデの哀しみ
大谷 英之, 大谷 淳子
単行本は、少々値がはるので、よほど好きな作家もしくは、どうしても読みたい本以外は、文庫本になるもしくは、中古屋さんに並ぶのを待ちます。
そんな私が、今日はこの本の表紙に目が釘付けになり、少し立ち読みしながら泣きそうになってしまって慌てて衝動買いしてしまいました。
この本はニホンザルの社会を長年追い続けてきた大谷さんというフォトジャーナリスト(他にもハンセン病患者の方たちなどもずっと撮り続け社会に問いかけている方らしいです)の写真に、奥様である淳子さんが文章を書かれてる本です。

冒頭のユンデは母猿の名前で、事故で子供を失うのですがユンデはその死を認めずそれから20日間死んだ子の亡骸を抱き続けるのです。
私が泣きそうになったのは、死んだ子に一生懸命乳を飲まそうとするユンデの様子が描かれたところでした。私も死産の経験があるので、退院した後、小さくなってしまったお腹とは裏腹に母乳が出てきて泣けました。その頃のことを一気に思い出したからです悲しい
そのほかのお話も、人間の世界となんら変わる事のない・・というかストレートな分、厳しい社会で現実です。
間違いなくニホンザルの写真なのに、どの写真も母猿は人間の母に、子猿は人間の子にしか見えないのが印象的でした。
是非、書店で手にとって見て下さいグッド
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